このサプリのコンセプト
~臨床獣医師が日々の想いをカタチに~
近年の獣医療は急速に発展し、多くの病気が治療可能となりました。
一方で、アトピー性皮膚炎や慢性腎不全に対しては根本的に解決する方法はありませんでした。
このような慢性疾患に対する新たなアプローチや日々の健康管理で病気を未然に防ぐ方法はないかと模索する日々を続け、このイムノフローラを完成することができました。
「腸活」すなわち腸を健康な状態に保つことによって、免疫力、皮膚、眼、腎臓、認知症など様々な機能の恒常性を保つことが分かっています。
犬や猫の研究はまだ少ないものの、国際的な論文でも多数紹介されており、腸活によって人と同様に様々な病気の予防や改善が期待されています。
動物のアトピー性皮膚炎に関する報告
●アトピー性皮膚炎の犬にケストースを与えると皮膚スコアが改善。※1
●乳酸菌の一種を与えることでアトピーの治療薬を減量、休薬できた。※2
●腸内細菌叢とアレルギー疾患は密接に関わり合っている。※3
※3論文名:Kestose supplementation exerts bifidogenic effect within fecal microbiota and increases fecal butyrate concentration in dogs
URL:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6983673/
※4論文名:A Double-Blind, Placebo Controlled-Trial of a Probiotic Strain Lactobacillus sakei Probio-65 for the Prevention of Canine Atopic Dermatitis
URL:https://www.jmb.or.kr/journal/view.html?doi=10.4014/jmb.1506.06065
※5論文名: Atopic dermatitis and the intestinal microbiota in humans and dogs
腎臓病に関する報告
腎臓病との関連も例外ではなく,腸内細菌叢および腸管機能はその病態に深く関与することが知られており,腸管と腎臓の臓器連関である「腸腎連関」が注目されてきています。
腎臓病と腸内細菌叢 | 尼崎の動物病院アニマルプラス
有効成分について
”希少で効果な乳酸菌”FK-23とは
乳酸菌死菌株FK-23とは、加熱処理された乳酸菌で他の有用菌を増やすことで効果を発揮します。
他の乳酸菌と異なり、「生きたまま腸に届ける」必要がないため、確実に効果を発揮できます。
東京大学などでの研究
犬のアトピー性皮膚炎に対する改善効果が米国獣医皮膚科学会の「Veterinary Dermatology」に論文掲載。
ヒトのアトピー性皮膚炎については腸内細菌に関して多くの報告がありますが、犬での報告は少なく、乳酸菌を使った犬の臨床試験は現在のところ他に1報だけです。また、FK-23に関する研究は二重盲目プラセボ試験という方法で科学的にも信頼性の高い報告です。
多数の特許取得
・感染防御効果
・抗腫瘍効果
・毒性軽減効果
・白血球減少抑制効果
・慢性腎臓病進行抑制効果

慢性腎臓病モデルラットを、通常食、FK-23食、LFK食の3群に分け、発症の2週間前からそれぞれの餌を自由に摂取させ、発症の8週間後、腎臓を摘出し、形態学的および生化学的に解析しました。その結果、FK-23群、LFK群はいずれも通常食群に比べ腎臓組織の線維化が顕著に少ないことが確認できました。さらに、線維化の原因になる線維芽細胞(α-SMA陽性細胞)の出現も顕著に抑えられており、線維化の指標となる複数のたんぱく質も有意に抑制されていました。また、一般的な腎機能の指標である血中BUNやクレアチニンも、FK-23 群、LFK群では、有意に上昇が抑えられていました。
”オリゴ糖の王様”ケストース
ケストースは、オリゴ糖の一種ですが、”オリゴ糖の王様”とも呼ばれ、タマネギやライ麦などの我々が日常的に摂取する野菜や果物にも微量含まれている「希少な」糖質です。ケストースは、砂糖によく似たまろやかな味質(甘味度:30)で、耐熱性にも優れることから食品加工時の利便性が高い食品素材ですが、経口摂取後は消化されることなく消化管下部へと輸送され腸内細菌により選択的に利用されるため、プレバイオティクス(腸内細菌を育てる働きをする)となり得る条件を備えています。
他のオリゴ糖は、いわゆる悪玉菌と呼ばれる体によくない菌のエサにもなり、悪玉菌も増殖してしまいますが、ケストースは、腸内を悪玉菌が活動できない環境に変え善玉菌のみを増やすという作用があります。
また、ケストース以外のオリゴ糖類は「酪酸菌」を増やすことができないのに対し、ケストースは「酪酸菌」を増殖させて腸内の酪酸濃度を上げる働きがあります。
・アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎の改善
(約70%の試験ボランティアがアレルギー症状の改善を実感)
・インスリン抵抗性の悪化を予防(つまり糖尿病の予防)
ケストースは、人間や犬の消化酵素(スクラーゼ)で分解されないずに大腸に届くので、吸収されず甘いのに摂取後も血糖値はほとんど上昇しません。インスリン抵抗性の改善効果に関する成果は 国際科学雑誌Nutrientsにも掲載されています。
・太りにくい体を作る
・肌の保水力アップ
・アンチエイジング
・感染症に対する抵抗力の向上
など、様々な効果があります。